2004年07月16日

起「始まり」

7月14日 午前3:00、いつもの強い張りで目が覚める。
これは、お腹がパンパンに膨らんだ感じで眠れなくなる程不快なのだが、
これまで痛みには発展しなかった。
予定日を8日遅れた明け方、「今日もこの状態のみか?」とふてくされながらベランダで涼む。
「どうか、この張りが痛み(陣痛)に発展しますように」と月にお願いしようと空を見上げるも、
その日は月が出ていなかった。

1時間後、再び床に着く。

30分後、生理痛の様な痛みで目が覚める。
「もしや?」と期待しながらトイレに立つと、股間に少量の液体が出たのを感じる。
「おしるし」だった。
痛みはまだ弱く不規則だが、断続的にある。

7:00、早速病院へ電話。
「痛みが10分おきの規則的になると陣痛だから、とりあえず1時間後にまた電話して下さい」
とのこと。
だが、痛みは一向に不規則の15分、10分、7分、5分をいったりきたりしてる。
が、あわてて電話を入れた手前、「10分間隔のような気がします」と少し嘘をつく。
「5分間隔になったら受診して下さい」

午前中、計測するも相変わらず不規則な痛みが続く。

昼休み明けの14:00からの外来に行こうと決めた矢先、11:30に病院から電話がある。
「今すぐ受診して下さい」
早速、実家で待ち構えている両親を呼び出し、入院の荷物を持って外来へ。
陣痛は不規則で、子宮口も2.5cmしか開いてなかったのだが、入院の指示が出る。
おそらく、予定日を過ぎて不安になっている私の気持ちを察しての先生の指示だったのだろう。
この程度の状態であれば、普通は再び自宅待機の可能性が大きい。

仕事中の夫にメール。
すぐに来てくれると返事が来る。

13:00、分娩室とつながっている分娩前室に案内される。
コンポもテレビもビデオもあり、クッションがたくさんある広い部屋。
横の分娩室もアロマがたかれ、白熱灯の照明でとてもきれい。
この場所が修羅場と化すことも知らずに、
「こんなところで生むんだ!」
と呑気にも浮かれている私がまだそこにはいた。

(入院初日7月16日、本人が入院室で書き、夫が代筆してアップしてます。
続きも出来次第アップの予定です。)

投稿者 akko : 2004年07月16日 22:17 | トラックバック
コメント

あっこ、やまさんへ

おめでとうございます。
あっこ、よくがんばったね。

あれから結局遊びに行けずじまいでごめんね。
気になってはいたんだけど、14日の夜にあっこが赤ちゃんを抱っこしている夢を見て、もしかしたらと思ってHP見てみたら・・・産まれてた。
たまに、予知的な夢を見ることがあるんだけど、なんかちと怖かった・・・・。でも、なんだろう、あっこが子供を産んだと言うことに対して女性としての尊敬の念と、感動で胸が熱くなりました。

きっと、痛みとか苦労とかって、赤ちゃんの顔を見たら吹っ飛んじゃうんだろうね。
これから また 新しい生活の中でたくさんの喜びとともに、色々な苦労もあるかと思いますが、家族3人で力を合わせて素敵な家庭を築いていって下さい。
山さん!家事分担、育児参加!ですよ。。

あっこ宅が落ち着いた頃、お祝い金をた~んと持って?遊びに行きます。
(やまさんの給料日前がいいかな~?)

ほんとにおめでとう。

まりこ
 

Posted by: まりこ : 2004年07月17日 12:22

祝!!めでたい!
いや~病院行ったって聞いたけど
まさか すぐに山さん到着してたので
笑ってしまいました(気が早~っと)
でも 陣痛の苦しみも 鼻からスイカみたいな赤ちゃん出てきて お尻裂けた??のも良い思い出だわよ~
今は ただただ痛いだけだろうけど・・・
その後の初大便は それはそれは ある意味絶叫マシーンより怖いかもしれません・・・
オババカ 夏休みに入ったらちびっ子 大勢連れて乗り込みま~す
ご馳走よろぴく!グランマ!

Posted by: AZU : 2004年07月17日 20:40

皆々様
お祝いのコメントありがとうございます。
無事7/20に退院してきました。
出産秘話の続きは書いてますが、産後の妊婦は目が悪くなりやすい為、長時間パソコンに向かう事が出来ず、夫も仕事がちょうど忙しい時期なので、中々アップできませぬが、
8月に入れば載せられると思いますので、
引き続きよろしくお願いします。
家族が増え、てんてこ舞いの日々が過ぎていってますが、とても幸せです。

Posted by: あっこ : 2004年07月22日 08:17

退院おめでとう。
暑いし、入院してるときのが、快適かもしれないけど、養生してね。

山さんへ:あっこをよろしう。

Posted by: ゆり : 2004年07月23日 11:51
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