承「陣痛との戦い」

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14:00 夫が到着。早速、おにぎりを2つ買ってくるよう頼む。
夫は立ち会うだけではない。陣痛期間、妻の手と足になって動くのも役目だ。
痛みは5分間隔。ヨガで習った呼吸法「強く吐く」を実践し、痛みを逃す。
陣痛室(分娩前室)には、夫と母と私の3人。
陣痛の度、夫が私の腰をさすってくれ、母が時間を計測する。
立会い文化のなかった昔の男の父は、娘の痛み逃しの「フーッ、フーッ」の呼吸法を聞いて、見ていられないとびびって逃げ出す。自宅待機決定。

18:00 夕食が来る。噂通り豪華で美味。
量は3分の1程度しか食べられなかったが、それでも陣痛の合間、痛みのない時を見計らって口に運んだ夕食は美味しいと味わえた。残りは夫が食べた。

時間が経つごとに痛みも増すが、まだ大丈夫。
「これなら気丈でいられる」とうぬぼれていた。

21:00 さすがに疲れてくる。痛みも増してくる。今まで頼りにしていた呼吸法が役に立たない。
少し休んでお産に備えた方が良いと、助産師さんから精神安定剤をもらう。
それを飲んで私の希望で夫に抱きしめられながら眠る。
が、その間にも痛みは4分おきにおそってくる。

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このページは、あっこが2004年8月 1日 15:31に書いたブログ記事です。

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