2004年2月アーカイブ

私の腹は6ヶ月のわりに大きいような・・・同じ時期の妊婦と比べたい。
酒を呑まなくなって、甘いものが大好きになってしまうし。
私の性格から我慢出来る訳もなく今日もケーキを食べてしまう。
そして今なお、ハーゲンダッツのアイスが食べたい。
これは次の検診で怒られるかもしれない。(びくびく)
その腹の中心の臍。見事なでべそになってます。
妊婦になると、腹の出により臍までもが出てきて、ごまの処理がしやすい、とよく聞くけど
ごまがもう自動的に出る感じ。臍がめくれて、指ではらうとすぐにでも取れる様。
そんくらい出てる。ちょっとえぐい。私の「ぶすへそ」
でもこれは腹の膨らみだけでなく、臍の緒がしっかりとしてきてるからかな?
なんて思う。
そのぶすへそを覗きこむと、向こう(腹の中)にいる赤ちゃんに
触れられそうで、でもまだまだ触れられなくて、嬉しくいじらしいお預け状態。
さっきまで無様だとへこんでいた自分の臍を、今はにやけながら眺めてる。
と、お!動いた!!そうだ、風呂入るんだった。さ、はいろはいろ。

ビールを呑みながらミスドのエンゼルクリームを食う。
アイスのブラックモンブランで芋焼酎のお湯割り。
不思議な味覚を持つ。
愛してるけど、理解不能。

マイパートナーの故郷特産物「晩白柚(ばんぺいゆ)」

引っ越していった昔の生徒のお母様から連絡来る。
「福岡に戻ってくる事になりました」
私は妊娠した事を話し、来年度は仕事が出来ない事を伝える。
久しぶりのお母様の声も懐かしく、電話で盛り上がる。
可愛がっていた生徒。成長した彼女の姿を想像する。
私の教室に彼女が来たのは、2歳の頃。
入会前に無料体験レッスンを行っているんだけど、
それに来た彼女は背筋を伸ばしきちんと座っているも、
私のお歌や話しかけを全く無視、そして無愛想。
不思議に顔を覗き込むと、キッと睨みつけ一言。
「○○ちゃん(自分の名前)は今日機嫌が悪いから何もしないの!」
2歳かよ?と疑うようなセリフ。でもどっから見ても外見は2歳。
入会しないだろうなーと思っていたら、私の生徒になってくれました。
とても頭の回転が速い子で、数々の名言をはいては、私を楽しませてくました。
私の助言(?えらそう)通り、引っ越し先の教室では、優秀な子ばかり集めたクラスで
頑張っているらしい。
4月に福岡入りとの事、お会いする約束をしました。
こんな知らせは講師としてとても幸せ。
昨日は友達のめでたい話も聞けたし。
もうすぐ春だな。

私の一番の大好物はにぎり寿司。
とは言っても高級な寿司はなかなかありつけませぬが。
で、そんな私の行きつけは、「しーじゃっく」。どの皿も100円の回転寿司屋。
妊娠前の「しーじゃっく」率週3回。(昼食)
私はかなりの常連客だった。
でもつわり期間中は近づきたくもなかった。店内に1歩入った途端吐く自信あったね。
お魚大嫌いになってしまって、ましてや生の魚なんてもう論外!
だから今現在偏食が無くなったとはいえ、その時の記憶が蘇ってお寿司に手が出なかった。
しかしこの間の休日、空腹での西新商店街散歩中、目にとまった店が100円回転寿司。
「アワビ100円。うになら1貫50円」との看板に惹き付けられた。
「大丈夫かな?」と不安を抱えながらも入店。
そしてにぎりを口にした途端、「うまいっ!」
あれよあれよと言う間に10皿完食。「嘘・・・1000円じゃん・・・」
1000円ならイタめし屋かスペイン料理屋のランチ(コーヒー付き)にすれば良かった・・・
ちなみにこの日の夫の昼食はマックのトリオ¥350。可哀想な人。
という事で翌日の昼食はもちろん「しーじゃっく」
妊婦の食べ過ぎも良くないので5皿と決めて食べました。

お産に向けて、妊婦は体力を養うように病院から指導されます。
「毎日歩く」事を推進されています。私は仕事をしていますので不可能ですが。
他にも病院では様々な教室やイベントが開かれています。
例えばマタニティヨガやマタニティビクスの教室。
そして月に1度、5、6ヶ月の妊婦対象に「大濠公園を歩く会」と題して
各個人の体力に応じた効率の良い歩き方、適正運動を指導してくれます。
私もなんとか都合をつけて行ってきました。ちょうど6ヶ月に入ったところだし。
2Kmを約20分で歩きます。結構なスピードです。
「妊婦達、団体で早歩き」は見物です。
それこそ私は、小、中、高と運動もせず、学校から家に帰って夕飯までの時間
ピアノの練習ばかりしておりました。体力なんかあるわけないお嬢体質と思いこんでいました。
運動神経抜群の母からは、幼いころから「体力ないねー、あんたは」
と罵られて育ってきましたし、そう信じきっていたのです。
でも意外や意外、「歩く会」の前に行った体力測定では(自転車こぐやつね)
ABCDの4段階のうちB判定。(A判定は極稀らしい)
そして今日、初参加の歩く会のグループ分けは上から2番目。
その中でも一番脈拍が少なく、次回はおそらく一番体力あるチームに入れられる事間違いなし。
そのグループは元運動していた人や、今現在ウォーキングを毎日行っている人ばかり。
通勤も車なのに何でだろう?と不思議に首をかしげるしかありません。
思い込みって怖い。
往々にして、子は、親の言う事を思い込んで
はなから自分の能力をあきらめるふしがあるように思うのです。
もちろん結果を母に報告。責めましたよ。母の罪を。
きっと私の不器用もこのせい。裁縫が出来ないのもこのせい。
と言いつつ、お気に入りのかわいい布を見つけたので、母に採寸もすべてしてもらって
布をたくしてカーテン作ってもらうように頼んだのは先週の話。
だって自分じゃ出来ないんだもん。ええ、私はお嬢体質の甘えん坊です。

今年もやって参りました。確定申告。
私は個人事業主と位置付けされてますので
(実際はサラリーマン扱いなのにさ、保証されてないんだよね)
日々せっせと溜め込んでいるレシートとにらめっこしながら
何時間もかけて、払いすぎた税金を取り戻すべく努力しているわけです。
サラリーの人にはこの苦労と楽しみ分からないだろうなー。
んで、医療費控除って項目があるのだけど(これはサラリーの人も申告出来ますよ)
せっかくの産婦人科の領収書を税務署に提出しなきゃいけない。
ううむ親としては記念にとっておきたい・・・・
しかしお金には変えられませぬ。少しでも税金とり戻さないと。
毎回の検診時の超音波写真と共にアルバムに入れてある領収書を
断腸の思いで抜きました。せめてコピーをとっておかなくては。
毎年この面倒な確定申告に慣れっこだから
(というか結構こういうみみっちい計算大好きなのよね)
出産してもらえるもろもろのお金の請求なんてちょろいものね。
お金の計算ってホント楽しい。でも相変わらず私の扱う数字って小さいわー。

17週の終わり頃「ん?これが胎動か?よく分からん。」
という印象の、腸の動きにも間違えられる胎動を感じた。
19週の今はその回数が多くなり、明らかに我が子の動きと分かる。
まだ胎児は小さく軽いので、少しの胎動しか伝わらないが(ぽこぽこって感じ)
今はお腹の中を宇宙遊泳の様にぐるぐると動き回っているらしい。
胎動を感じると、我が子から「かまって!」と言われているようで、
いじらしく、かわいく、とても愛おしい。
仕事中などで、お腹をさすってあげられない時は(自分の腹をさするんだけどね)
たまらなくかわいそうになる。そして「すねないでね」と心の中で祈る。
我ながら過保護な親になるかもと心配だ。

せまい我が家にモニター3台。(マック+旧PC+TV)
夫のおもちゃ増える。夫の誕生日に増える。
帰ってきて早速開封しようとワクワク興奮気味の夫に
「開けるのはごはんを食べてから!」と叱る私。一丁前の母親台詞。
よってここ毎夜相手にしてもらえない母子は、父をはずして二人だけのおしゃべり。
端から見れば私の一人言。

IMG_0785.JPG

私は日本で5本の指に入る多い姓に嫁いだ。
検索サイトで自分の名前を検索すると、新氏名では、旧氏名の125倍の件数が
出てくる。
名前も多いので、平々凡々地味なイメージの名になっとります。
でもこれが実はエキサイティングな時がある。場所は病院。
通っている産婦人科は毎回人がいっぱい。
結構待たされるのだけど、同じ姓の人がやっぱりいる。
看護婦さんが呼ぶ度、途中まで尻が上がるが、名のところでまたすわる。
先週の母親学級、母子手帳を返す時は姓しか言わなかったから、
「○○さん」で私ともう一人の手が挙ったし。
結婚前と比べて間違いなくボーッと待てなくなった。
そういえば新婚旅行で泊まったタイの安宿でチェックインするとき
「このネームは毎日泊まりにきてるよ」
とタイ訛りの英語で笑ってたな。
外国でもボーッと出来なくなったりしてね。

私は「物が捨てられない」女ではない。
どちらかというと、何でもかんでも捨ててしまい
大事なものまでうっかりゴミ箱へ投げ入れるタイプ。
母とは正反対。
余談だが、彼女はストック癖がある。歯ブラシとか洗剤とかシャンプーとか。
買い置きをたくさんしておかないと落ち着かないらしい。
私はというと、きっちりと使いきるまでは、新しいものを買いたくない。
でも生活消耗品は切らすと面倒なので、ストックが一つあれば満足する。
話は戻るが、この「なんでもかんでも捨ててしまう」私が、最近捨てまいか躊躇したものがあった。
それは我が子の、あくまで予定の名前を書いたメモ用紙。
なんの気なく書いたんだけども、どうも捨てられない。
そして今日、節分の豆を買ったのだが・・・
夫婦二人だけなので、一番安い大豆だけの袋を購入。
甘い豆とかピーナッツとかおいしい豆は入ってない。お多福のお面付き。
一番安いのに付いてたくらいだからそれ相応のお面。
鬼のお面付きもあったけど、お多福を選んだ。
しかしそれが失敗だった。その粗雑な作りのお面が捨てられない。
縁起物を捨てるなんて、罰が当たりそうで、今の私にはどうしても出来ない。
二人分の体に罰が当たるわけいかないのだ。
ああ、鬼にしとけばよかった。

日に日に成長し続ける我が腹。
洋服によっちゃ、なんとか誤魔化せるが
裸の状態で見たら立派立派!念願の妊婦という実感。
毎朝夫に腹の大きさを報告。見せびらかす。
夫も「う~んっ!」と唸って満足げ。そしてさすりながら一言「美しい!」
そういえばこの手の褒め言葉、夫の口から初めて出たぞ。
・・・顔じゃなく腹を見て言うか?
デートの度に化粧頑張るのがアホらしくなってきた。

5ヶ月の安定期に入ったら、安産を願って行う行事。
そんなの知らなかった。お宮参りは知ってるけど。
無宗教な私だが、神社にまつわる行事だと
自分が神を冒涜してない気がして素直にお参り出来る。
無神論者じゃないし、神社って雰囲気が落ち着くのかな。
小さい頃、近所に無人の神社があって、そこで遊ぶのが好きだった。
壁に360度囲んで地獄絵が掛けてあり、その絵に惹きつけられた。
で、私の感想
「私にかぎってこんなところに行くわきゃない。だって良い子だもの」

安産祈願は、福岡では宇美八幡宮が有名らしい。雑誌にも載ってた。
5000円の初穂料を払うと、お神酒、お守りがもらえた。
そして持参の腹帯に判を押してもらう。洗濯落ちさせたくないから洗えないじゃーん。
本殿ではお払い中。次の妊婦は境内で待つ。境内は、妊婦とその家族だらけ。
病院以上に妊婦揃う。
私の番、他3組と共に本殿へ上がる。無事お払い終了。
それから宇美八幡では、これまで安産祈願をして生まれた子が持ってきた石を
妊婦が持って帰り、その子の出産にあやかる、という風習があります。
たくさん置いてある石のすべてに名前、生年月日、住所が書いてあり
どこのどなた様かも分からない石を持って帰るのは躊躇いたしますが、
きれいな丸の形で、きれいな字で書かれた女の子の石を選びました。
そして私が無事出産を終えたら、近所で拾ってきた石に、我が子の名、生年月日、住所を書いて
持ちかえった石とともに2つの石を返しに行くのだそうです。

このアーカイブについて

このページには、2004年2月に書かれたブログ記事が新しい順に公開されています。

前のアーカイブは2004年1月です。

次のアーカイブは2004年3月です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

Powered by Movable Type 4.23-ja