2004年1月アーカイブ

さてさて家族が一人増えると、この家も狭くなる。
なんてったってベビーベッドが入るわけだし、衣料も3人分になるし。
二人で新生活を求めて、この部屋を選び家具を選び、過ごした居住空間。
もうすぐここに新しい住人が増える。ほんの少し不思議な感覚。
その子のために、部屋を整理しなくては。
頭の中では様々な配置図が浮かぶ。そうすると無駄な空間が多い事に気付く。
部屋の端に隙間を作っていた。それをつめると、TVが置けた。
部屋にはギターは出しっぱなだし、アンプは場所とってるし。
我が家で主役だったものが、片隅に追いやられていく。
私は身重なので、夫が動く。私の指示に従って動く。私を気遣って余計動く。
なんだかちょっと王様気分。母は強しとはこういうことか??(違うっ!)

朝起きたら、左太ももの付け根が痛い。大きくなっているお腹のせいかな?
今日は母親学級の前期(4~5ヶ月)を受講してきた。内容は
・妊娠、出産に対する病院の基本方針
・新しい産科診断と遺伝カウンセリングについて
・安産のための妊娠中の過ごし方

私は出産は一人で頑張ろうと決めていた。もし夫にひかれでもしたら嫌だから。
いや、男に対して秘密にしておきたい、というのが本音。
だから、私は夫が立ち会いたいと言った時、断った。
しかし病院の方針は立会い出産。
陣痛が始まって、の最初の最初から付き添ってもらいなさい、と。
そうすると、出産のクライマックスがえぐいものでなく、感動するそうな。涙するそうな。
育児は両親でしていくもの。故に出産から二人でするべきだ、と。
なるほど、院長先生、あんたの言う通り、私が間違ってました、感服。
一時間強ですっかり考え方を変えられた私。
後は妊娠中の食物に対する誤解や、産後の妊婦への見舞の話(二つとも余談だったらしいが)
が印象に残った。
病院への見舞は皆さん避けましょう。産後のママはものすごく疲れていて眠いんだって。
その合間に授乳する。そして化粧はしてない。来られたって迷惑なだけ。
迷惑なのは「見舞い」でなく「覗き」行為だと。産後のママはそっとしててあげて欲しい、と。
私、病院への見舞した事あったから深く反省致しました。
話してくださった先生方がとても感じが良く、分かりやすく、優しかったのと、
少しのぞけた入院室の一角も清潔で、キレイだったのが
私の病院選びが正解だったことを思わせてくれました。

実を言うと、私は仕事が大好きだ。
自分の業界でのスキルアップには、一生懸命に頑張ったし、認められたく、努力してきた。
ちょうど仕事が慣れ新人から脱出して、
たくさんの生徒をもらってノリに乗っている時、妊娠した。
私はある程度の自信がついていたから、産休時期も自分の希望が通ると信じていた。
しかし玉砕された。3ヶ月の産休願いに対し「1年間は休め」と。
優秀な子ばかりを集めた4年間のクラス、来年で修了するのに、私から修了証書を渡せない。
2歳児から見てる子達は4月から小学生、これからのレッスンが楽しみなのに・・・・
畜生泣いちゃうぞ。涙出てくるよ。いや正直泣きました。
でも私のクラスに通って頂いている保護者の方は、私のニュースに、皆さん喜んで下さり
また、産休に対しては、残念がっても下さり、出産、育児のアドバイスまで頂きました。
1年後には職場に戻れることを信じて・・・
来年度は、子供との時間をめいっぱい楽しもう、と心を入れ替え中です。
まずは親ばか確定。

ここ数日でつわりが完治した(つわりは病気ではありません)って言いきれるくらい
さわやかな日々を送ってます。昔のリズムに戻りつつあるのです。
以前は、食材だけでなく流しのステンレスにさえ吐き気を覚え
台所に立つことも出来なかったのが、今週に入って本格的に食事を作り始めました。
掃除は力仕事なので無理は出来ないけど、他の主婦作業が可能になってきた。
朝食作って、洗濯して、仕事行って、帰ってすぐに夕食作り始めるって流れ。
 (つわり中の流れは、夫が会社行く時に起きて、せめて玄関口で見送って
  すぐに寝込む。仕事間際に気合で起きて、食事はお互い自分の分を買ってきて、
  食べたら動かず。くどいようだけどかなり悲惨です)
久しぶりに、料理ってこんなにも楽しいものかって感動。
買い物中、メニュー決めて(私は大体その日の安い食材でメニュー決めます。)
食材選んで、(生鮮売り場が怖くない!)切って、煮て、(焼いて、炒めて、蒸して)
味付けして、味見して、加減してー、きゃー楽しいー。
残った食材を次の日、別の献立で消化出来た時は至極の幸せ。
冷蔵庫とにらめっこで創意工夫の作業でしょ?(仕事で創意工夫しろっつうの)
この冷蔵庫もつわりの時は天敵だったのに!
自分で作れば、塩分も油分も加減出来て、妊娠中毒症の予防にもなるしね。
つわり中、色の濃い野菜が苦手だったのが、だんだんと慣れてきて
日に日に食卓がカラフルになっていってます。
たかが数日で、薄味に慣れました。コンビニのおにぎりが辛くて、舌が痺れるよ。
このヘルシー食生活を出産後も続けて、私の黄金期の体重に戻す予定。
しかし危ういのがすでに自己満足してるところ。

子供連れだと行くところが制限される。食事もガストとかウエストとか。
今のうちにお洒落な店や行きたい所に行っておいた方がよい、とは従姉の助言。
家から徒歩5分に絶好の店がある。照明が暗くて、ソファ席もあったりして
中国茶も専門に出してるから、お酒の呑めない(?)私にも楽しめるバー
難をいえば、芋焼酎が1杯650円するところか。(カクテルぶるなよな)
昨日二人で行ってきました。
テーブルに中国雑貨がディスプレイされていて、古き良き上海の雰囲気。
ろうそくの火だけで、二人で乾杯。久々のデート気分に酔ってしまう。
だけどさ、結婚して毎日一緒にいると、わざわざそんなところで語るネタなんてありゃしないのよ。
当然他の客観察に移る私。日曜日の夜にもちらほらと客が入る。
中年男性はカウンターで渋く一人呑み。
見たことあるような・・・ご近所さんと思われる男性二人組。
おしゃれな女子大生二人は、かわいいカクテルを頼んでる。
そして、あきらかに10歳は離れていそうなカップル。
話の内容からして、見た目からしてアパレル系の二人。付き合ってはない。
二人ともかなりのおしゃれだから、その店にすごく馴染む。
ソファ席、ワインをボトルで注文。話が弾むにつれ男が女に体を近づける。
や、やだH、なんか大人!(オマエも大人だろ、何年も前から)
帰り道、彼らを主人公に私の作り話。あまりの想像力にあきれる夫。
子供を連れてたら、絶対味わう事の出来ない夜の大人の雰囲気を
自分のデートじゃなく、他人のデートで垣間見たそんな夜でした。

私の下腹部が異様に出てきた。
これは、「ちょっと太った」とか「1週間出ていない」(失礼)とかそんな類の腹ではない。
つわりも軽くなった今(昨日久々に少し吐いたけど。)この腹が我が子の存在を実感させる。
「私の体内で、別の人格を持った将来ある人物が、生まれてくる準備をしている」
そう思うと、私はなんだか急に特別な存在になった気がして、
今現在、我が家の中で一番存在価値があるような気がして、とても自分が愛しくなる。
そして自分自身に「ぎゅう」をする。我が子を「ぎゅう」するかのように。
夫にこの腹を唐突に突き出す。
ある意味女性らしいのだが、想像している女性の体とはかけ離れているこの腹を見て
一瞬たじろぐのが分かる。
しかし別の体のもう一人の親にも、我が子の存在が分かり易いようで、父親顔になっている。
(本人気付いてないな)
だから夫にも「ぎゅう」してもらわないと。
生まれる前の我が子は、もうすでに二人から「ぎゅう」されまくっています。

マタニティ期であっても少しはお洒落したいもの。
この間買った服、まだデビューさせてないものがあるのに、また欲しくなってきた。(でた)
というか必須アイテムがまだ未購入だったわ。Gパン。
ということで「グラマラスライフ」というお店に、昨日ネットで申し込みました。
世の中探せばあるのねぇー。マタニティベルボ。
腹も膨らんで、足元も広がって、で妙な感じもするけど
腹がでかい時期、美脚ジーンズのがよっぽどバランスとれなくておかしいわ。
ううん早く実物履きたいっっ
今日は、仕事で天神へ。
国体道路沿いに、パリ発のマタニティブランド「FORM」があるんだったわね。
ちょっと覗いてみよう。
うわあ噂には聞いていたけど、デパートのマタニティ売り場とは全然違うじゃない。
服も店員さんもディスプレイもイカシてるわー。
高いっ!けどSALE中だし、Tシャツ1枚くらい・・・
いいや買っちゃええ。夫に言わなきゃいいのよ。
ううん早くGパンと合わせて着たいっっ。
この2店は、私の友達の中で一番お洒落な美人友、且つ2児の母
旧姓Zのサイトに紹介されてたお店。流石!彼女のお勧めに、間違いはないわね。
帰宅したら、待ちに待ったカタログが届いてる!
ガードルとパンティ注文しないといけないわ。
おっとぉ!服も下着も全部載ってるぞ!わくわく。
や、やだ、このブラウス超かわいい。春にいいじゃなーい。
ああでもこれ以上買うと来月の支払いが・・・・・んー
どぉーしよぉー!!

実家から私が1歳8ヶ月の頃に録音したカセットテープが出てきた。
そこには、同一人物か?と疑うほど愛らしい私の話し声や歌声。
母と二人、本を読んだり、歌を歌ったり、おもちゃで遊んだり、電話ごっこしたりと
ほほえましい光景が1時間繰り広げられている。
思わず顔がほころびながら、何度も聞いてしまう母性全快の私。
そこで気付く。同一人物と疑ってしまうのが私だけではないことを。
そう、それは母。上品で優しくてゆっくりと話す母の声は、今とはまるで別人。
彼女もここ20数年の人生、揉まれて生きてきたのねと考えさせられるこの一枚。
一聴の価値有り!

ほほ、久々にライブへお出かけ。これもつわりが治まったから。
行ってきました。「グンナイサウンズグッド西新編」
出演バンドも豪華でこりゃ楽しみ。
しかも今夜は、夫が友人バンド「サニィサイド」に参加。
今まで同じバンドメンバーの彼のギター姿が、客席から観られるじゃないの。わーい。
今日のイベントは、音作り以外のアーティストの参加もあって、
ライブハウス内はグッズや書の展示でおしゃれな雰囲気。
そしてなぜかバンドマン達の書までがステージ場にあるってさ。
さあサニィサイドの演奏だわ。夫の書はどこにあるのかしら?
あ、あった。「父として」だって。まあ、あなたったら。「父」って字がとっても上手。
演奏はどうかな?行く寸前まで練習してたけど、うまくいくかな?
はらはらドキドキ・・・・・・・・・・?
って何よ。これってまるで私、母親気分じゃん。
いくら只今頭のてっぺんから足の先まで母性漬の私だって、腹の子の親であっても
ダーリンの親ではないのよぉ!
もう昔みたいにファン眼差しで、眺められないの??くすん・・・
と大好きな曲「死ぬ前に」(byサニィサイド)が始まった。(全部歌えるぞ)
この曲、夫は以前にも参加する機会あって、余裕がある感じ。
あらステキ、彼のギターの轟音が、私の子宮を刺激してるわ。
「聞こえた?あなたのパパってなかなかイカすわよ」とお腹の子にテレパシーを送ってみる。
まだ聴覚は発達してないけど、振動は伝わったはず。ぷぷ。
と私も最後は無事に、彼の母親気分から妻に戻れました。とさ。
(最後まで読んで、背中痒くなった人、ごめんなさい。)

パンツからブラからタイツからばばシャツから何から何まで全部窮屈。
この間助産師さんに、
大きくなってるバストに今までのサイズのブラで締め付けるとお乳の出が悪くなる
って怒られたし、ブラってサイズが細かく分かれてるから
とり急ぎ、まずはブラだけと大丸へ。
そしたらさブラにも、産前用、産後授乳用、産後体型戻し用、と種類があって
それぞれ1万円近くもする!デパートで全部揃えてたら破産するよ。
他にもいっぱい買い揃えないといけないのにさー。
だから私は、まず最初の1枚は、ちゃんと計ってもらったお高い(私にとってね)ものを買って
後は通販で同じサイズのものを買うことにしました。
パンツやタイツも、どうせSMLのサイズ割しかないんだし、この辺も通販でいいよね。
ささ、善は急げ、思い立ったが吉日。カタログ請求しなきゃ、と数社へ。
すると昨日もうカタログが届いてる。早いなあ、と思ったら
そういえば年末、マタニティ服のカタログ1社だけ請求してたな。
下着もあるよね、とワクワク開くと
出産内祝いのためのギフトカタログ
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
おいおいなめてんのかよ、わたしゃまだ4ヶ月なんだぞ!
マタニティパンツすら持ってないんだ!
腹の成長度合いは、年明けてさらに速くなってんのに!何間違ってんだよ!!!

「ママ、ぼくのおでこにあたってるの。もうゴムじゃなくてヒモになってるよ・・・・」
とはみ出した腹の肉が、我が子の言葉を代弁している様で、うっ可哀相。
「早くカタログ来てくれー!」とノーパンの日々がない事を祈りながら切望しております。

病院ではいまだ内診を受けてません。
4ヶ月の私の場合、エコーだけでの検診です。現代の妊婦でホントよかった。
エコーをあてたら、タイムリーに腹の中の赤ちゃんの様子が見られる。
今8cmくらいだからちょうどカメラに全体像がおさまるのね。
という事はエコー映像は、今が赤ちゃんとしての見時。
大きくなったら、手、とか足、とか右顔面!とか部分部分しか映らないらしい。
まだまだ脳とか内臓とか完全じゃないんだけど、もう人間の赤ちゃんって分かる。
2ヶ月前は点みたいの、その2週間後は哺乳類っぽいってだけだったのにね。
8cmの我が子は、赤ちゃん特有の元気ポーズ。背骨も肋骨もきちんとありました。
ほんで、たまにね、頭の方向に、ニョキッと伸びたりして動くのよ。
もうきゃわいいーーっ!!!の何ものでもない!
ビデオテープ持ってけば、録画してもらえるので、パパは仕事から帰ってのお楽しみです。
ほんで、二人でにへら~とでれでれバカになってビデオ鑑賞。
でも私が「頭の形いい!首も長くない?私に似て手足長いって」って言うと(本当に馬鹿)
夫でも呆れてた。
親バカというより、自分バカ。足が長いのは私じゃないぞ。

妊娠前のつわりの認識
1.「うっ」と口をおさえ「あれ?」と目線斜め上をして、トイレに駆け込む。
2.すっぱいものが食べたくなる。(梅干、レモンその他柑橘系)

よく1はテレビであるでしょ?
「あんな人っていないんじゃない」ってのが一般妊婦の見解だが、
私は妊娠判明よりもつわりが先だっため1に近い体験をした。多分珍しいと思う。
少し違うのは「うっ」じゃなく最初から「おえ~」
でも人前では、「おえ~」を誤魔化す為、後に咳をつけます。「おえっホゴホゴホ」みたいな。
そして「食べつわり」になりました。前にも言ったけど、「食べつわり」って空腹がつらい。
食べ物を口に入れている時以外は常に吐き気。
寝る時は枕元にみかん2個。途中吐き気で目が覚めたら、食べる。
朝起きてすぐ、布団から出る前に食べる。(みかんの汁こぼさないようにね。)
バッグの中は、バナナとみかんと飴は必須!仕事前に食う。
合間に生徒の目盗んで(トイレ行くふりして給湯室行って)食う。終わった瞬間食う。
運転中は飴。そうそう眠気とも闘ったな。
で仕事から帰って晩御飯食べて、トイレで吐く。疲れてると余計吐く。
つわりも人それぞれで、他にも「吐きつわり」「眠りつわり」「偏食つわり」とかあるらしい。
それからつわりでなく、妊娠初期症状として、倦怠感がさらに付きまとってきます。
妊婦によって食べたいものが違うし、同じ妊婦でも日によって食べたいものが違うし、
すっぱいものが苦手な人もいるらしいし、水さえ飲めない人もいるらしいし・・・etc
自分自身も検討つかないのよ。大量買い物できません。生協はお休みしてます。
私はアイス、みかん、バナナ、パイナップル、トマト、それぞれ、そればかり食べてる日ってのが
ありました。大体一週間は続く。パイナップルは3日で終わったな。馬鹿みたいに食べたけど。
はまる食べ物と季節が合わないと、結構な出費になります。
こんな私も年明けて(13W半ば)つわりはたいぶ治まってきました。常に食べてなくてもよくなった。
まだまだ偏食はありますが(ちなみにトマト週間です)気分も晴れやかな時間が多くなりました。
食べれないものは、多分魚介類とか煮野菜とか。(妊娠前は大好物だった)
その日食べれるものを食べる感じ。
スーパーの生鮮売り場はまだ苦手だけど、(多分今でも長居したら吐くぞ)
いつのまにかつわりが終わっていた、と言える日が来るまで後もう少し
「後もう少し」と確信出来るのが、とても嬉しく思えるのです。

深夜、某○ニィ○イドというバンドの練習から帰ってきた夫は、
疲労と高揚と達成感混じりの体で、一目散に冷蔵庫へ。
お疲れのビールを楽しもうという魂胆だったらしいが、あるはずのそれがない。
残ってると思ってたのが勘違いだった様子。
私は妊娠が分かってからの2ヶ月、1滴もアルコールを摂っていない。
だから冷蔵庫のビール管理は全く把握してない。呑む人の自己責任。
でも分かっちゃいるけど、彼のその落ちこみようったら。
勘違いした己の不甲斐なさを責めて責めて、
冷蔵庫の前でしゃがむ背中は、悲壮感に包まれていた。
ああ、私にもそういう経験があった、と同調して慰めてみたりして。
バンドの練習で歌い疲れたカラカラの喉に、ビールを流し込もうと思ったら
ない、ビールがない。ないー!・・・1時間は立ち直れないよね。
でもね、不思議とその時の苦痛っての、肉体的な感覚が思い出せないの。
今まさにアルコールを受け入れんとする体が、実際には摂取出来ない肉体的苦痛。
昨夜の一件で、私は、自分にとってアルコールが必要不可欠ではないことを確信した。
私の酒癖の悪さの被害にあってきた皆さん(to夫)
これからはご安心あれ!

役所で受け取るイメージがあるけど、福岡市では病院からもらえます。
今日は病院の日、待ちに待った母子手帳交付と、
超音波写真で一ヶ月ぶりの赤ちゃんとの対面です。
前回の血液検査の結果も出るということで、少し緊張気味に病院へ向かいました。
我が子は8cmに成長してて、私(夫)の子なのに頭の形がいい!
私もいたって健康で、とりあえず今のところ母子ともに順調とお墨付きをもらって
青空の中、幸せいっぱい、胸いっぱい、にやけながらの帰宅でした。
実は今日はもう一つ、助産師さんとの妊婦相談ってのがあったのだけど・・・
「私にまかせて!」と言わんばかりの、中年で頼り甲斐ある女性を想像してたのですが、
出てきたのは、私より若い(そして絶対独身だ!)色白で、小柄で、松浦亜弥ばりにかわいい
女の子・・・失礼、女性が目の前に。
「嘘。この人で大丈夫・・・?」との私の第一印象とは裏腹に、
彼女は優しい笑みを浮かべながら、てきぱきと説明してくれたのでした。
「私はこの人に身を委ねるのね」と思うと、なんだか頼もしく見えてきちゃって。
でもこんなかわいく美人な人に、「私のすべて」を見られると思うと
男でなくても、恥ずかしいわよ。
ちなみに今日は乳首マッサージっての教えてもらいました。(やってもらった)

なにも妊婦の体型変化は腹だけではない。
大きく出てくるところがもう一つ。それはバスト。
普段小さい私は、2カップもサイズアップしているバストに、有頂天になっている。
グラビアアイドルってこんな感じなのかしらねぇ、っと毎晩の風呂で、我がボディに惚れ惚れ。
でも当の夫は、我が子を身ごもっている私に対し、もはや女としての興味はないらしい。
・・・・・・・・
誰か私のバストを称えてくれ!

つわりが最もひどかった時期、吐き気で夜中目が覚めて一人苦しんでいた。
横でスヤスヤと眠っている夫を見て、男が恨めしく思った。
でも、このつらいつわりや体型の変化が、我が子との一心同体を実感させてくれるのだから
やっぱり女に生まれて良かった、としみじみ思う。
そもそも男ってのは、実際の我が子を目の前にしないと父性って出てこないのだろうな。
顔だけは男親に似てて欲しい、と言った母の言葉が深く理解できる今日この頃。
せめてそれだけはあなたに譲ってあげるわ、と母親としての私は
我が子と一心同体の優越感に浸りながら、余裕たっぷりに願ってあげられる。
そういう私は父親そっくりの顔してます。

妊娠して4Kg太ってしまった。
なぜならば、私のつわりの種類が食べづわりだったから。
「食べづわり」というのは、空腹になると吐き気がするので、
常になにか食べておきたく、ちょこちょこと食べる回数が増えてしまうのです。
そして食べ過ぎると、本当に吐いちゃうんだけど。
でも太ったら、自分のスタイルへの影響だけでなく、
産道の周りに脂肪がつき、赤ちゃんが通るのに困難だと
我が子への影響もある事を、昨日の店員さんから聞いて、慌てて食生活を見直すことに。
といってもまだつわりが少しあるので、自炊が少し困難な私は
献立を考える事はまだ先にして、噛む回数を増やすことにしました。
ラブオピ結成当時、よくメンバーと食事に出かけていたのですが、
他メンバー3人男の子でしょ。食べる量と速さと、とにかく圧倒されてしまって
でも恋人でもないから(今はそのうちの一人の妻となってますが)
待たせる訳にはいかず、結局その時から私はあまり噛まず、食べるスピードが速くなったのです。
極度の便秘の時も、結婚して5Kg太った時も、
噛む回数を増やせなかった私が(だって食べた気がしないんだもん)
我が子の事となると出来るのね、と自分の母性ぶりに感心しつつ・・・・
でも合計したら何キロ太ったんだ???

マタニティウェア
百貨店のベビー用品のフロアの一角に、ひっそりと地味にその売り場はありました。
何が地味って、置いてる服の色とデザイン。
「マジかよ・・・」と落胆しつつ、その中でもましなものをと、捜し始めました。
パンツ2本とトップス1着(リバーシブル!)を、まずはお買い上げ。
今持ってる長めのリブのニットと夫のTシャツを組み合わせれば、この一ヶ月はなんとか過ごせそう。
私の仕事はヤマハ音楽教室の先生で、1週間毎日違う子供達(親達)と顔を合わせる。
1週間同じコーディネイトで過ごしてもいいけど、
毎日違う服でも一週間後に同じコーディネイトってのはまずい。
だから一ヶ月最低4パターンあれば、先生ったらなんと衣装持ち!と思われてしまうのです。
あまり目立たないけど、私の腹は確実に大きくなっているので、
この冬休みは、破れている少し大きめのGパンしか入らなかったのだ。
仕事をしていると、どーでもいい格好ってのは絶対だめだから、少しはお金をかけないと。
たいしてかっちょいい服でもないのに元値が高いから、50%OFFというセール価格も
あまり割安感が得られず・・・でもこの時期で助かったのよね。

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