2005年7月アーカイブ

すぐ上の階に、息子と月齢が1ヶ月違いの男の子が住んでいる。
今の段階では本人達にその気はないが、息子の友達だ。
お互いの家で定期的に遊ぶようになった。
いわゆる私の「ママ友」となった、彼のママはとても若く見えるが7つ年上。
いまだに真実なのか、会う度に疑う程。
それはさておいて。
その遊んでいる最中。
(私に出されたお菓子を欲しそうにしている彼に向かって)
「ごめんね〜おばちゃんも食べたいのよ〜」

自らを「おばちゃん」と名乗る。
息子の友達からすりゃ、私は「おばちゃん」で当たり前なのだが
初めて口にする一人称が、妙に堂に入っている自分になぜか満足していた。
何故だ?

昨夜23時頃、緊急帝王切開にて。
破水で陣痛が始まったり、心拍低下したりと心配続きだったみたいだけど
無事に男の子が誕生してよかった。
早く、元気になった友人と、かわいい新生児に会いたい。
お疲れ!

「歩く」がさまになってきた。だが靴を履いて歩くのはまだ苦手なようだ。
そして座卓やら、ソファやらによじのぼってはおりる(たまに落ちる)

「いないいないばあ」の絵本を識別出来る。
その絵本を差し出すと、表紙を見たたけで「いないいないばあ」と言う。
わんわんとうーたんを識別できる。
先日店内徘徊中、息子の目が釘付けになった先には
わんわんとうーたんのシャンプーハットがあった。

「いないいないばあ」「ばいばい」「ごちそうさまでした」の「た」のみ、
真似、でなく自分の意思で言葉を発するようになった。

ジャンルでは「ハウス」になるのか?
ハイテンポで短調なベースの音楽に合う様なおどりをする。
両手を挙げて腰(全身)を上下に動かす感じ。これは結構前から。
スローテンポではおどらない。

生まれたての写真を見て思いおこすと、この1年間で成長著しい息子。
これからも楽しみだ!

1年前、生後4日目の入院中の息子。こんなに小さかったんだなあ。
(いうても3800gで生まれてきたので、新生児には見えないけどね)

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誕生日の翌日は大阪帰りの私と、育児疲れの夫と両親の、休息の日とする。
という事で、盛大なる1歳の誕生日バーティーは2日遅れで私の実家で開く事となった。
メンバー全員呑めると、ピッチが早い。実家での宴は毎回そうだ。
そして夫以外、全員声がでかい。
夫はその騒がしい中で目がすわるまで呑む。しれっとすすんでいる。これも毎回。
1歳の誕生日では紅白の餅を踏むらしい。
直径30cmの、ケーキよりも大きいまだやわらかい餅を用意してもらった。
ちなみに私はつきたてから数時間たった、固くはないが、やわらかくもない餅をそのまま食べるのが好き。
変わってるらしいがどうなのか?
御馳走も、ケーキも、お餅も全て息子の為に準備したものではあるが、
大人達の胃の中へアルコールと共に流し込まれた。
大阪と、この誕生日パーティーですっかり呑み癖がついてしまった私。
息子も間接的に呑み癖がつくだろう。所詮酒好きは遺伝するもんだ。

餅をめくる息子

本日の息子、よじのぼる。当然この座卓に、料理は置けない。

実は息子の誕生日、私は大阪にいた。
前の日から一泊二日の、仕事の研修だったのだ。
だから誕生日の生まれた時刻のその瞬間を息子と一緒には過ごせなかった(泣)
まだ小さい息子と一晩離れるのは胸が張り裂ける程つらかった。
そして、残していく息子の一泊二日の準備が大変だった。
まず大事なのがアトピーのスキンケア。
息子の皮膚症状は日替わりで、ここ数日調子がよくてすべすべ!なんてうかれてたら
2時間後に一心不乱に掻きむしり始め、一気に悪化するって事はしょっちゅうある。
朝起きてすぐ、日中、昼寝あけ、寝る前、時間別と症状別に、
塗る薬は私の判断で決めているのだが、
感覚的な事を言葉に表すのは難しい。だがしかし全てノートに書いておく。
そして出発寸前まで、息子の風邪も良くならず、また食欲もなかった為、
食事も気を使って用意した。
夜はおっぱいで寝付いているため、夜中じゅう泣くんじゃないかとも心配した。
14日はまだ風邪気味だった息子がぐずっていたそうだが、夫と私の両親のお陰で、
なんとか1泊二日を乗り切ってくれた。
夫と息子の2人きりの夜は、おっぱいなしで寝ついたとの事。驚き。
私の方はといえば、おっぱいががちがちに張って、とにかく痛かった。
痛くて痛くて話が耳に入らない。
まだ断乳する気はないので、搾って授乳出来る乳に保っておかないとならない。
新幹線で、研修中に、夕食前に、乳搾り。時間があれば乳搾り。トイレにこもって乳絞り。
しかし頭によぎるのは「今夜は授乳しないから、思う存分酒が飲める」
酒を飲んだら余計乳が張るってのに、辛抱足りんです。そりゃ呑みましたよ。
寝る前はほろ酔いで乳搾りですわ。朝も乳が痛くて早朝に目が覚めましたわ。
息子の世話もなく、せっかく一人きりででホテルで寝てるってのに、もったいない。
ぎりぎりまで寝てればいいものを。
研修は予定より少し早めに終わったので、急いで駅に走り、指定していたものより1時間早い
新幹線で帰宅しました。早く息子に会いたい!
玄関に駆け込んで、息子の顔を見た瞬間、私は涙が出てきて、息子をギュッと強く抱きしめました。
そして固くなった乳を差し出し、吸うてもらいました。嗚呼幸せ。
おそらく恍惚な表情の私がそこにいたはず。

土曜の熱も、夜中じゅうおっぱいを加えてぐずっていたものの、
翌日には下がり、おっぱいは飲むし、食欲がないのは病み上がりだからだろう、
と気にしていなかったら、日曜の夜、火のついた様に泣き出した。
大好きな大好きな泣く子も黙るおっぱいを拒否し出す。
こんな事は初めてだ!おっぱいを嫌がるとは一大事だ!
かといって、どこか痛いのか?何が不快なのか?答えてくれるわけがなく、
全身チェックするが、変わりある所は見つからず、夫と2人でおろおろするばかり。
結局その日は夜中じゅう、泣きわめく息子を抱え、
疲れ果てて寝る→突然起きて泣き始める。
を繰り返し朝になる。そして昨夜からオシッコをしていない事に気付く。
6時。また狂い泣く。
近くの小児科の診察が始まるのは8時半から。
子供病院の診察券を手に電話をかける。
通常の診察時間の9時まで待てないか?と問われ、
待てないからかけてるんだ、ボケ!と思ったが
「ハイ、待てないです」と悲しげに、そして切羽詰まった様に答える。
OK返事をもらってから、夫と2人で10分で用意して、車で向かう。
脱水症状をおこしかけている様で点滴を打つ。それからレントゲンをとる。
両手両足を縛られて、とても労しい姿の息子。
親は2人とも部屋から追い出される。
検査結果がでるまで、しばらくかかるとの事。この時点ですでに会社に遅刻な夫。
9時過ぎ、病院から出勤。
レントゲンの結果、ひどい便秘と判明。よって処置は浣腸。
看護士が浣腸を突っ込んだ瞬間、
「あら詰まってるわね〜全部(薬品)入れとこ」とたんまり注入してもらう。
また羽交い締めにされた息子は、泣きすぎてハスキーになる。結構笑える。

浣腸のお陰で出たうんちを見た先生は
「腸重積(赤ちゃんのかかりやすい病気)の心配もないでしょう。」と。
息子も出したら幾分か回復した様だ。それからおっぱいを飲み始めたので
点滴をはずし、ちょうど正午に帰宅する。

いや、しかし、息子の狂い泣きの原因が便秘とは思いつかなかった。
生まれたての時は機嫌が悪い要因として頭に入れておいたのに、すっかり忘れていた。
さぞ痛かったろう。メッセージ性が強い泣きではあったが、気付いてあげられなくてすまぬ。
勉強になりました。次回こうなったら綿棒ほじほじをしてみよう。
今日になってごはんも少しずつ食べています。元気はたっぷり。
ソファによじのぼって、上で立つ。そして降りる、が出来るようになって何度もやる。
落ちるんじゃないかとまた監視しなくてはいけない。寝不足なもんで疲れるよ。
と只今発熱してしまったな私。もうひ弱なんだから。

7月1日から博多祇園山笠が始まりました。
博多の町では、水法被姿の男衆を多く見かけるようになり、いたる所で飾り山が公開されます。
休日の土曜日、家族3人で飾り山を見がてらキャナルシティのバーゲンに出かける事にしました。
まずは地下鉄から地上にあがってすぐのリバレイン前の飾り山。
博多人形師の手によって豪華絢爛に飾られた高さ10メートルの飾り山は迫力満点。
昔はこのサイズの山を舁いていたそうだが、電線の出現で現在のサイズにいたる。
ケイタイのフレームに入りきらず、また大きすぎて息子の視野にも入らないらしい。
気付かさせるのに苦労しました。一度見たら呆気にとられてあんぐり。


それから川端通り商店街を南へ。キャナルシティに向かって歩きます。
商店街の中で、屋根の高さいっぱいいっぱいにそびえ立つ飾り山。


見送り(裏)は「ドラえもん」でした。ドラえもんの写生って難しい、とつくづく思った。


家を遅くでたのが功を奏したのか、商店街の中で子供山笠に遭遇。
大人顔負けの迫力で目の前を走り抜けていく山。
舁き手の後ろから山を押して走る子供達が将棋倒しにこける。
大人達がそれを助け、また走りさっていくたくましい未来の舁き手達。
幼い頃から伝統文化に真剣に取り組める環境を羨ましく思う。感動して涙。


商店街の南側に飾られている現在唯一の「走る飾り山」。電動式で上下するんだよ。

この時期の博多の町は面白い。
飾り山の他、子供山笠や、
10日から始まる「流れ舁き」(自分達の流れの区域内を隅々まで山を舁く行事)で
オイサ!オイサ!のかけ声とともに、博多の町を駆け巡る舁き山に出くわすかもしれません。
ちなみにクライマックスの「追い山」の日、7/15は息子の誕生日だ。


ようやくキャナルシティへ。
NHKのショップに行く。うーたんのぬいぐるみに好反応を示す息子、
うーたんを記憶しているのだな。毎日見てるもんな。
店員の白い目を尻目に、ウータンの物まねをしてさらに息子を喜ばせる私。
そのぬいぐるみは買わず、がちゃがちゃにて「でこぼこフレンズ」や「うーたん」グッズをゲット。
息子を噴水で遊ばせ、帰りの商店街で、飾り山を眺めながらビールを呑んで一服。

調子づいて呑みモードになった私達は、一旦家に帰って、
息子にシャワーを浴びさせ着替えさせてから、焼き鳥屋に繰り出す事に決定!
と思ったら、息子、熱出しちゃいました。
着替えも持って行かずに遊びすぎた。反省。
でも楽しい楽しい休日でした。

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