2008年2月アーカイブ
仕事が忙しかったのと、子供達から私と立て続けに風邪をひき、書くのが延びてしまった。
でも書く。節分は毎年書いている。
託児所でも豆まきを体験し、家での豆まきもやる気満々の長男。
買ってきた豆についている鬼の面、恐ろしいというよりかはファニーフェイスの鬼の面を
夫がつける。(顔面にではない。おでこあたりに小さめの面を付けている。お遊戯会風)
そんな父親を見て、後ずさりし、尻もちをし驚く次男。
いよいよ始まる豆まきに興奮している長男。
そう、今年はもちろん、鬼役はお父さんだ。
私は家中の電器を消した。真っ暗闇の部屋に立つ夫に
「ベランダから入ってきてよぉ」
と注文をつける。
「そこまですんのぉ?」とか言いながら素直に聞いてくれる夫。
寒いので出たと思いきや部屋の中にすぐに入って来た鬼(夫)
「さー投げるよ!」と私が声をかけようとしたその時、
「鬼は外ー!!」と威勢の良いかけ声と共に勢いよく飛ぶ豆。
横を見ると長男が元気よく投げている。
お!さすがは男の子。
だがしかし、投げるのも3回目にして、持っていた豆は全てなくなり
ない、と分かると
豆を入れていたプラスチックの皿を、至近距離から夫に投げつけ(夫まじにびびる)
一目散にダッシュして後退した!
見ると、いすの影にかくれ泣いておる。真っ暗の演出にびびったらしい。
鬼が父親と分かりきっているのに。
あの勢いも恐怖からの行動だったのか。
そんな長男を見た私は爆笑。
涙が出て笑い転げていると
「おーい、誰かー、豆投げてー」と
あまりに早い展開にどうする事も出来なくなった鬼さんが助けを求めるのだった。
締めるための「鬼は外ー」で鬼はいったんベランダへ退散。
次男は静観するのみ。5分で終了の今年の豆まきは、とても笑えました。
いやしかし、長男はとりあえず恐怖の中でもやれる事はやれたし、逃げ足も相当速かった。
うんうん、この世を生き残れそうだよ。